2010年06月25日
サッカー早慶戦
梅雨の晴れ間、サッカー早慶戦を観戦してきた。
仕事だったり、土砂降りだったりとここ数年、行きたいとは思いながら行けずにいたが、今年は何とか。
とは言え、平日の19時キックオフというのは勤め人にはちょっと厳しい時間。18時過ぎに会社を出て、キックオフ間近に何とかすべりこんだ。
早朝には、日本代表の勝利の歓喜を分かち合ったであろう観客たちも、この時間だけは敵同士。早慶のまっぷたつに別れての応援。ぎっしりの早稲田応援席のはじっこに席を確保し、ビールをスイーとやりながらメンバー発表の電光掲示をながめる。早稲田のリザーブの選手の発表を見ているときにいつの間にかキックオフ。大歓声でホイッスルが聞こえなかった。
ゲームは、終始、慶応にボールを支配され、0-2で敗戦。
応援部とサポーター集団ULTRAS WASEDAが協力して、繰り広げる早稲田の応援は素晴らしかった。応援では慶応を間違いなく圧倒していた。と負けおしみを言っておこう。
ハーフタイムに早稲田OBのサンプラザ中野くん(ここまでが芸名)さんが名曲『Runner』を熱唱。ゲームよりも盛り上がったていたかも知れない(笑)。
終盤、大先輩に呼んでいただいてVIP席に移動して、たまたまサンプラザ中野くんさんの席の近くになったのだが、最後の早稲田大学校歌を起立して歌われていた。律儀な方だ。
2010年06月22日
ヤクルト対巨人
いつもの神宮で、ひさしぶりのプロ野球観戦。
外野席でビールをやりながら、“眺める”。
うん、巨人はよく打つねえ。
ラミレスのソロ、長野2ランでヤクルトを突き放す。
9回ツーアウトから、アクシデント(?)でクルーンが急きょ交代。
ここで豊田が出てくるなんて、反則だろ(笑)。選手層厚過ぎッ。
2010年06月13日
全日本大学野球 決勝
<東洋大5—0東海大>
東海大の菅野は連投。昨日より明らかに出来が悪かった。
"生命線"のスライダーがキレ、コントロールとも悪く東洋大打線に狙い打ちされた。
4回ワンアウトまで東洋大打線は何と空振りゼロ。交代する6回ツーアウトまででも空振りは1つで合わせて2つ。
菅野の出来が悪かったとは言え、東洋大打線がいかに渋といかが分かる。
ピッチャーがイヤになるくらいボールの食らいついていって、しっかりしとめて長打。
東洋大の先発の左腕、藤岡の出来も素晴らしかった。
立ち上がりこそ球が少し上ずっていたが、変化球でストライクがとれ始めてから落ち着いた。
グイグイくるストレートも気持ちいい。低めのストレートの伸びにも目を見張るものがある。
散発5安打で完封。恐れ入りました。
最高殊勲選手賞 : 藤岡 貴裕 選手(東洋大)
最優秀投手賞 :藤岡 貴裕 選手(東洋大)
首位打者賞:伊志嶺 翔大選手(東海大)
敢闘賞: 菅野 智之 選手(東海大)
特別賞 : 北海道大学
3月7日の法政大学とENEOSのオープン戦観戦で始まった、私の大学野球の春シーズンもここで一段落。
2010年06月12日
全日本大学野球 準決勝
大学野球の春季シーズンを締めくくる全日本大学野球 準決勝。
神宮に到着したのは、11時近く。チケット売り場にはけっこうな行列。
第1試合が始まる頃には、ネット裏から一般内野までぎっしり埋る。観衆12000人だったらしい。
<慶大0-5東海大>
慶応完敗。とにかく、東海大の菅野の出来が素晴らしかった。
150km/h超のストレートとキレもコントロールも申し分ないスライダーを中心に三振の山を
築いていく。奪った三振は17個。慶応打線は文字通り、手も足も出なかった。
スライダーは見送ればボールの球もけっこうあったと思うが、かなり近いところで変化して
くるのでバッターはどうしても振ってしまう。
最後のストレートは152km/h。余力を残しての完封に見えた。
後にいた某スカウトが「1年早いよ」とつぶやいていたが、今年の秋のドラフトでも目玉に
なること間違いない逸材である。
慶応は、何かノックのときから固かった。ショートの渕上が立て続けにミス(記録は内野安打だが)。セカンド湯本の出足もいつもより鈍い場面もあった。
先発の竹内大は好投したと思うし。2回のピックオフなど慶応らしさ見られる場面もあった。
<八戸大1- 5東洋大>
好左腕の投げ合い。キレのいいストレート、空振りをとれる変化球、テンポもよい。
東洋大の乾はリーグ戦は不振だと聞いていたが、このゲームはなかなかよかったと思う。
八戸大の塩見は初めてみたが、腕を柔らかくつかい、球持ちもいい。
「乾よりいいんじゃない」なんて口走ったら、某スカウトが
「(ドラフトの)ハズレ1位どころか1位の可能性もある」と教えてくれた。
なるほどね。
その塩見は5回まで東洋打線をノーヒットに抑える。6回の失点の守備のミス絡みで打たれた
わけではない。
東洋は6回に乾がツーベースを打たれると、すぱっと鹿沼にスイッチし、逃げ切った。
守備の固さと投手の層が厚い分だけ、東洋に分があった。
神宮に到着したのは、11時近く。チケット売り場にはけっこうな行列。
第1試合が始まる頃には、ネット裏から一般内野までぎっしり埋る。観衆12000人だったらしい。
<慶大0-5東海大>
慶応完敗。とにかく、東海大の菅野の出来が素晴らしかった。
150km/h超のストレートとキレもコントロールも申し分ないスライダーを中心に三振の山を
築いていく。奪った三振は17個。慶応打線は文字通り、手も足も出なかった。
スライダーは見送ればボールの球もけっこうあったと思うが、かなり近いところで変化して
くるのでバッターはどうしても振ってしまう。
最後のストレートは152km/h。余力を残しての完封に見えた。
後にいた某スカウトが「1年早いよ」とつぶやいていたが、今年の秋のドラフトでも目玉に
なること間違いない逸材である。
慶応は、何かノックのときから固かった。ショートの渕上が立て続けにミス(記録は内野安打だが)。セカンド湯本の出足もいつもより鈍い場面もあった。
先発の竹内大は好投したと思うし。2回のピックオフなど慶応らしさ見られる場面もあった。
<八戸大1- 5東洋大>
好左腕の投げ合い。キレのいいストレート、空振りをとれる変化球、テンポもよい。
東洋大の乾はリーグ戦は不振だと聞いていたが、このゲームはなかなかよかったと思う。
八戸大の塩見は初めてみたが、腕を柔らかくつかい、球持ちもいい。
「乾よりいいんじゃない」なんて口走ったら、某スカウトが
「(ドラフトの)ハズレ1位どころか1位の可能性もある」と教えてくれた。
なるほどね。
その塩見は5回まで東洋打線をノーヒットに抑える。6回の失点の守備のミス絡みで打たれた
わけではない。
東洋は6回に乾がツーベースを打たれると、すぱっと鹿沼にスイッチし、逃げ切った。
守備の固さと投手の層が厚い分だけ、東洋に分があった。
2010年06月02日
東京六大学 2010 春季新人戦 準決勝
<法大 1-4慶大>
スタンドに入ってすぐに応援する慶応の部員たちが目に入った。
高校の後輩を見つけたので、リーグ戦優勝を祝福しておいた。
今春はメンバーに入ってなかったが、秋は神宮のグランドで活躍することを期待している。
今季に限ったことではないが、慶応の部員たちの新人戦での応援は実に素晴らしい。
人数が多いこともあるが、応援に一体感があり、きちんと制服で来ているのも好感が持てる。
この日もメンバー発表のときから、大きな拍手で後輩たちを後押しする。
この日のスタメンでおっと思ったのは、栃木の古豪、宇都宮高校出身の黒須君である。
一軍の正捕手、長崎君も福井の進学校、高志高校の出身。
こういう真の文武両道を体現している部員がレギュラーで活躍しているのが慶応らしい。
同じような境遇の他の部員にも励みになるはずである。
この試合は、“2008年の甲子園を湧かせた塾高OB”(スタメンのうち5人)と“法政のスーパー1年生”(スタメンのうち7人)の対決。
4回に、慶応が2008年の塾高のキャプテン、山﨑錬のタイムリーで先制し、エラーも絡んで3得点。これを2008年の投の二枚看板の一人、只野が守り、新人の金子 (1年 彦根東)、白村(1年 慶應)のリレーで逃げ切った。
法政の先発は、ルーキーの船本(桐蔭学園)。リーグ戦の慶応の1イングだけ見たが、この日はじっくり見ることが出来た。サイドスローのパワーピッチャー。フォームもコントロールも荒削りだが、なかなか力のあるボールを投げる。この日の最速は147km/h。スライダー、カーブは横にかなり大きく曲がる。右バッターのふところをつくシュートも鋭い。4回に慶応に許した3本のヒットも2本は詰まり気味だったし、打たれたという印象はない。縦変化のボールとコントロールに磨きをかければ、高校の先輩の平野 貴志(日立製作所)のようになるかもしれない。
慶応の先発、只野はとにかく球種が豊富。いろんなボールをコースに散らして、バッターに的を絞らせない。キャッチャーがうけていて楽しい投手だと思う。
圧巻は9回に登板した白村。とにかくストレートの勢いが素晴らしい。平野 (1年 智辯和歌山)に対し、148、153(!)、150、149のストレート。最後のバッター保坂 (2年 新潟明訓)は152km/hのストレートでショートフライ。コントロールに難があるが、楽しみな投手だ。秋はリーグ戦で見られるかな。
<明大8-11立大>
両軍合わせて、24安打17四死球8失策の大乱戦。観ていて疲れるゲームだった。
序盤から明治が打ちまくり、明治が4回で6-1とリードしたときは、そのまま行くかと思ったが、
リーグ戦メンバーも多くスタメンに名を連ねる立教が反撃。大乱戦に持ち込んで勝利した。立教の野球は荒っぽい、それは同時に力強いとも言えるのだが。ハラハラ、ドキドキもするがこういうスペクタクルな野球も観ていて楽しい。明治はリーグ戦同様、エラーで崩れたのが残念。
スタンドに入ってすぐに応援する慶応の部員たちが目に入った。
高校の後輩を見つけたので、リーグ戦優勝を祝福しておいた。
今春はメンバーに入ってなかったが、秋は神宮のグランドで活躍することを期待している。
今季に限ったことではないが、慶応の部員たちの新人戦での応援は実に素晴らしい。
人数が多いこともあるが、応援に一体感があり、きちんと制服で来ているのも好感が持てる。
この日もメンバー発表のときから、大きな拍手で後輩たちを後押しする。
この日のスタメンでおっと思ったのは、栃木の古豪、宇都宮高校出身の黒須君である。
一軍の正捕手、長崎君も福井の進学校、高志高校の出身。
こういう真の文武両道を体現している部員がレギュラーで活躍しているのが慶応らしい。
同じような境遇の他の部員にも励みになるはずである。
この試合は、“2008年の甲子園を湧かせた塾高OB”(スタメンのうち5人)と“法政のスーパー1年生”(スタメンのうち7人)の対決。
4回に、慶応が2008年の塾高のキャプテン、山﨑錬のタイムリーで先制し、エラーも絡んで3得点。これを2008年の投の二枚看板の一人、只野が守り、新人の金子 (1年 彦根東)、白村(1年 慶應)のリレーで逃げ切った。
法政の先発は、ルーキーの船本(桐蔭学園)。リーグ戦の慶応の1イングだけ見たが、この日はじっくり見ることが出来た。サイドスローのパワーピッチャー。フォームもコントロールも荒削りだが、なかなか力のあるボールを投げる。この日の最速は147km/h。スライダー、カーブは横にかなり大きく曲がる。右バッターのふところをつくシュートも鋭い。4回に慶応に許した3本のヒットも2本は詰まり気味だったし、打たれたという印象はない。縦変化のボールとコントロールに磨きをかければ、高校の先輩の平野 貴志(日立製作所)のようになるかもしれない。
慶応の先発、只野はとにかく球種が豊富。いろんなボールをコースに散らして、バッターに的を絞らせない。キャッチャーがうけていて楽しい投手だと思う。
圧巻は9回に登板した白村。とにかくストレートの勢いが素晴らしい。平野 (1年 智辯和歌山)に対し、148、153(!)、150、149のストレート。最後のバッター保坂 (2年 新潟明訓)は152km/hのストレートでショートフライ。コントロールに難があるが、楽しみな投手だ。秋はリーグ戦で見られるかな。
<明大8-11立大>
両軍合わせて、24安打17四死球8失策の大乱戦。観ていて疲れるゲームだった。
序盤から明治が打ちまくり、明治が4回で6-1とリードしたときは、そのまま行くかと思ったが、
リーグ戦メンバーも多くスタメンに名を連ねる立教が反撃。大乱戦に持ち込んで勝利した。立教の野球は荒っぽい、それは同時に力強いとも言えるのだが。ハラハラ、ドキドキもするがこういうスペクタクルな野球も観ていて楽しい。明治はリーグ戦同様、エラーで崩れたのが残念。