たまりば

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やんばいげとは、私の故郷の言葉で「適当」「ほどほど」の意味です。 肩ひじはらずに、やんばいげに毎日を楽しみたいと思います。 これと言ったテーマも決めずにたらたらと日常を綴ってみたいと思います。 小金井に8年、日野に10年。多摩大好きです。

2009年10月17日

小三治!!

小三治!!

第四回多摩千客萬来亭 柳家小三治 落語会

チケットを入手してから、この日だけを楽しみにして生きてきた、というのはオーバーだが.....。
とにかく、ひさしぶりの生で小三治師匠の芸が観られるのが楽しみで楽しみで仕方なかった。

会場のパルテノン多摩の大ホールに着くと長蛇の列。
この日を待っていたのは私だけではないのだ。当然のことながら.....。
1414あるという客席は後に若干の空きはあるもののほぼ満席。
静かな興奮が会場を包んでいる。

柳亭こみち 「本膳」
きれいな歌声も披露。立派にトップバッターを務め上げた。
ちなみに彼女は早稲田の二文出身。
数は増えたとは言え、まだまだ貴重な女流落語家の一人だ。
同じく女流落語家の川柳つくしは何とゼミの後輩だ。

柳家一九 「目黒のさんま」
タイムリーな噺でうまくつないで。

柳家〆治 「阿武松(おおまつ)」
じっくり聴かせて。

さあ、いよいよ待ってました。真打ち登場!!
って一九さんも〆治も真打ちだが。

袖のところから師匠が出て来るや、ホールに鳴り響く拍手。
小三治師匠と言えば、マクラ。
ご自分の病気の話で会場を沸かせる。
時間を気にしながらもなかなか終わらない。
このマクラだけでけっこう満足。
さっと噺に入るとホールにも緊張感が走る。
「あくび指南」
本当に隅田川で船に揺られて、タバコに火をつけている気分になってきた。
欠伸まで出てくるのだから、名人の芸ってのは。

帰途に着く人たちの顔は皆、幸せそうだった。
今度、小三治師匠にお会い出来るのはいつになることやら。




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